目次

2009年2月20日金曜日

一番簡単なストリーミングサーバーって?

Muliusのお披露目の場所となる、代官山ヒルサイドテラスではネットワークの外部接続が出来ないということが判明し、設計変更を余儀なくされました。
OrbAPIを使おうと思っていたのですが、Orbは、Orbを提供している会社のサーバーにする必要があるのです。う〜ん。。。
Darwinをインストールしようかとも思ったのですが、もっとカンタンな方法がありました。

macに元からApacheが入っているのだから、そこに音楽ファイルを置いて、ipod touchで再生すればいいじゃない!

1、ライブラリ>WebServer>Documents の中に音楽ファイルやらhtmlやらを置く。
2、システム環境設定で「共有」>「Web共有」を有効にする。
これだけ。

1、に関して。
ipod touchで再生できる音楽ファイル/動画ファイルの形式は決まっている。形式は調べると分かるので割愛。ここは変換しておく必要がある。私はiTuneで変換。
さらに便利なのがembedタグ。これを使えばipodtouchで再生出来ます。

<embed src="test.m4a" />

これを足すだけ。

ipod touchから
http://ipアドレス/ルートとかフォルダ名
を入力すると、

こんな感じで、再生ボタンがあるだけのシンプルなもの。
再生を押してみると、

ちゃんと再生されます。

余談ですが、railsでembedタグを使うと、PCから見たときはちゃんと再生出来るのですが、ipod touchからだとリンク切れになっていました。なんでだろう。。。?
これがちゃんと出来たら、かなりイイ感じなのになぁ。。。。。

2009年2月16日月曜日

Mulius WebApp ver2.1

Webアプリもちょこっとずつ改正中。といってもレイアウトの変更がほとんど。

こちらは「すれちがった人リスト」



こちらは「お気に入りリスト」


Webアプリに付け足す機能は、
・画像のアップロード
・「聴いている曲」の変更

あと作らなくちゃいけないのは
・Orb曲ファイルに接続するためのhtmlファイル
railsとJavascriptの連携が、時間のない現状ではきついので、力技でファイル20個作戦で行こうと思います。

あとコレだけ、になる日が来るなんて、ほんと感無量。

リチウムイオン充電池 LI-355SP を使ってみた



このリチウムイオン充電池 LI-355SP かなり小さくていい感じ!

3.7vということで、このまま使ってしまってもWiPortは大丈夫なんじゃないかと思いつつも、三端子レギュレーターを通して置きました。LEDも鮮やかに光り、大変満足です。

しかし、昨日はこれが出来なかった。。。専用充電器というのが、隣に並べて千石で売られていたので購入した所、とてもファジーな代物でした。
充電が完了したら、LEDの色が赤から緑にかわる、と書いてあり、そのLEDの色に従うとまず充電は完了していません。
LEDの色は無視して、だいたい、1時間〜2時間くらい充電してあげるといいと思います。

値段は1つ3000円と高価ではありますが、乾電池よりも全然小さくて軽いので、電子工作にはうってつけだと思います。

2009年2月13日金曜日

rails ちょっとしたテク。~プロジェクトをフォルダごとコピペして、新しいプロジェクトを作る~

Railsの開発をしている時、「この状態を一度とっておいて、続きを別のプロジェクトとして作りたい」ってときがあると思います。例えば、test001を開発している時、test001をコピペしてtest002という名前に変えて開発を続けたい、って時とかです。

ただコピペするだけだと、DB/test001_developmentがtest002で上書きされちゃう。どうするかとおうと、database.ymlを編集するだけでいいんです。

development:
adapter: mysql
encoding: utf8
database: test001_development//ここを編集
pool: 5
username: root
password:
socket: /tmp/mysql.sock


test002に置き換えるだけです。これでtest001に上書きされません。migrateする前に、mysqlでDBを作るのを忘れないようにしましょう。(rakeファイルがあるなら、rake db:initializeをしてもいいかもしれません。)

2009年2月12日木曜日

Mulius WebApp ver2.0

以前、railsでのMulius WebAppの詳細を書くといっておきながら、手を付けていなかったので、Muliusの機能説明も合わせて、ここで書く事にします。
ユーザーが使える機能はざっと3つ
[1]作っているリストを見る
[2]これまでに作ったリストを見る
[3]お気に入りに登録したリストを見る

それぞれをどのように実装したか、詳しく書いて行きます。

[1]作っているリストを見る

マイコン・moxaとWiPortがセットになったMuliusデバイスを持つユーザー同士がすれ違った瞬間、、、、
1,moxa同士がradio通信を行って、信号を送り合う。
2,moxaはradio通信によって得た信号に応じて、serialSendでWiPortにHTTP POSTの文章を送る。(※c192.168.0.111:3000 ~ \r\n\r\n という文字列)
3,WiPortはmoxaから受け取った文字列をもとに、Railsで作ったMulius WebAppへHTTP POSTを行う。
4,Rails/Mulius WebAppでは、WiPortから送られて来たPOST要求を元に、DBへのレコードの更新を行う。
このとき、すれ違ったユーザーがその時聞いていた曲と、書いていたメッセージをレコードにストックする必要がある。
ユーザーIDだけをレコードにためては、ユーザーの情報が変化してしまったとき、
その時聞いていた曲
がころころ変わってしまうことになる。どうやったかというと、まず「すれ違い」のテーブルをmysqlに作った。フィールドは、id|user_id(すれちがったユーザーのID)|song_id(すれ違ったユーザーがその時聞いていた曲のID)|message(すれちがったユーザーのその時のメッセージ)|playlist_id(主体ユーザーが現在作っているプレイリスト)の5つ。
「すれ違い」DBを管理するencounter_controller.rbで以下のようなコードを書いて行った。
#aとbがすれ違った時
def ab
@encounter = Encounter.new(params[:encounter])#新しいencounterを作ります

@user1 = User.find(1)#ユーザー1のID
@user2 = User.find(2)#ユーザー2のID

conditions = ["user_id=?", 1 ]
@playlist = Playlist.find(:first, :conditions => conditions, :order => "updated_at DESC" )
@playlistid = @playlist.id #いま作っているプレイリストを探し出し、関連づける

@encounter.user_id = @user2.id
@encounter.song_id = @user2.song_id#ユーザーbのその時の曲をそのままencounterのsong_idとする。
@encounter.message = @user2.message#ユーザーbのその時のメッセージをそのままencounterのmessageとする。

@encounter.playlist_id = @playlistid

#最終的に、いろいろな所から引っ張って来たデータを、encounterの中に入れる。

if @encounter.save
flash[:notice] = '新規登録完了'
redirect_to :action => 'index'
else
render :action => 'new'
end
end

同様にac、ad、ba、bc、、、、とメソッドを用意しておく。railsのRESTFULLな特製を活かし、POST /encounter/ab とHTTPリクエストを送るだけで、ボディーにメッセージを入れなくともカンタンにDBにレコードを追加して行く事が出来る。

またJavaScriptで、このページのみ5秒間隔でリロードするようにしてあるので、あたかもすれ違った瞬間、リアルタイムで更新されているように見せている。

[2]これまでに作ったリストを見る

playlistテーブルから、いまログインしているユーザー=@current_userのIDを用いてfindする。
def index
@search = params[:id]
conditions = ["user_id=?",@search]
@playlists = Playlist.find(:all, :conditions=> conditions )
end


[3]お気に入りに登録したリストを見る
favoriteという結合テーブルを作って、userテーブルとplaylistテーブルを結合させた。フィールドはシンプル。
|id|user_id|playlist_id|
こちらも「作ったリスト」と同様、user_idからfindする。

というわけで、encounterの部分に手こずりましたが、他はいたってシンプルな構造になっています。レコードの管理になれたら、コレくらいのWebAppはさくっと作れるrailsの凄さ。でも動作がちょっと遅いのと、仕様が「?」な時があるのがタマにきずってところですかね?

でも、メディアデザインを専攻しているような学生、つまり私なんかにはこの開発スピードは何よりも美味しい。
まだまだ流行って欲しいところです。

ipod touch/iphone CSS ~URL欄を消す~

ちょこちょことCSSでレイアウトを整えております。

ipod touchやiphoneでのインターフェイスで、URLが非常に気になっておりました。完全に消し去ることは出来ないのですが、隠すようには出来るので、自分もまねしてみました。

application.rhtmlを編集します。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
<meta name="viewport" content="width=device-width, minimum-scale=1.0, maximum-scale=1.0">
<title><% if @page_title%><%= h(@page_title)%> -- <% end -%>Mulius</title>
<%= stylesheet_link_tag 'base' %>

<script type="text/javascript">
<!--
window.onload = function() {
// for hide URL bar
setTimeout(scrollTo, 100, 0, 1);
}
// -->
</script>

</head>
<body>

<div>

<%= yield :layout %>
</div>

</body>
</html>


ようは、JavaScriptを使って、URL欄が隠れる位置まで自動スクロールするという仕組みです。なので<%= yield :layout %>の中身はipod touch/iphoneの画面の長さ(420pxくらい)より長くなければなりません。heightで高さを指定してあげるといいと思いますよ。

Rails + フィジカルコンピューティング ~WiPortやXportを使って、マイコンとrailsを連携~

前回のblogでも長々とMuliusの制作の上でたどった手順を書きましたが、もうちょっと簡潔にまとめて置いて、他のrailsプロジェクトと連携させるときや、Arduinoやその他自作のマイコンと連携させるときの為に役立てようと思います。

手順:
[1]Xport/WiPortの設定
[2]XPort/WiPortをシリアル接続で、TeraTerm等から操作する。
[3]Proce55ingから、シリアル経由でHTTPリクエストを行う。
[4]マイコンにリクエスト用のコードを書き込む。

こんな手順でいけば大丈夫かと思われます。

[1]Xport/WiPortの設定
このblogでもこちらこちらでちょこっと書いてあり、もっと詳しく解説しているサイトもあるので、詳しくは書きませんが注意すべき点があります。ActiveConnectionの設定を、Manual Connectionにしておく事です。

「TeraTermでリクエスト文を打っても、一行にCが出てこない」という場合は、ここの設定が原因の場合が多いようです。
[2]XPort/WiPortをシリアル接続で、TeraTerm等から操作する。
railsプロジェクトの場合、以下のようなリクエスト文になると思われます。
C192.168.0.111:3000
GET /main HTTP/1.1<^M^J>
HOST: 192.168.0.111<^M^J><^M^J>

Winでは\を¥に変える場合もあるようです。確かめてください。
TeraTermの設定で変えられるらしいのですが、Cでサーバーに接続した後はCtrl+M/Ctrl+Jが改行/復帰(復帰=キャリッジリターン:CR/改行=ラインフィード:LF)になります。

キャリッジリターン:CR/ラインフィード:LFは、とっても重要です!


どこに使ったか、何回使ったかを必ず確認しましょう。CRのみの場合や、LFのみの場合、CRLF両方の場合があります。1つのリクエストの中で、CRのみを使う箇所と、CRLFを使う箇所がある場合もあります。1つでも違うと、リクエストは通りません。きちんと把握しましょう。
[3]Proce55ingから、シリアル経由でHTTPリクエストを行う。
お世話になりっぱなしのMakingThingsTalkのサイトに載っているプログラム(Lantronix serial-to-ethernet HTTP request tester)を使いましょう。
CRとLFに注意して、
myPort.write("C192.168.0.111:3000\n");//ここはCRのみ

myPort.write("GET /main HTTP/1.1\r\n");//こちらはCRLFを一回
myPort.write("HOST: 192.168.0.111\r\n\r\n");//CRLFを二回

Railsの場合、接続は復帰=CR一回になります。改行=LFを足すと失敗します。接続した後は、CRLFにしないとまた失敗します。
注意しましょう。
ここで上手くいかなければ、TeraTermからやり直して、もう一度確認です。
このときCR/LFだけでなく、記号(:や/)にも注意してください。:を/に変えたり、\を¥にしたりなど。
成功したら、いよいよマイコンからHTTPリクエスト文をXPort/WiPortに送ります。
[4]マイコンにリクエスト用のコードを書き込む。

Proce55ingで書いたものに忠実に、リクエスト文を出力するようにする。

これを守りましょう。どこから失敗するようになったか分からなくなってしまいますよ。以前のblogにも書いたので、かんたんに説明します。
serialSend("c192.168.0.111:3000" + "\n");
serialSend("GET /main HTTP/1.1\r\n" + "\r\n");
serialSend("HOST: 192.168.0.111"+ "\r\n\r\n");

ほとんどproce55ingで使ったリクエスト文のまんまです。プリント用のメソッド名がそれぞれのマイコンによって違うので合わせてください。未確認ですが、Arduinoだったらこんな感じ?
Serial.print("c192.168.0.111:3000" + "\n");
Serial.print("GET /main HTTP/1.1\r\n" + "\r\n");
Serial.print("HOST: 192.168.0.111"+ "\r\n\r\n");

マイコンによっては、アスキー表のコード番号からCRとLFを引っ張ってくる必要があったりもします。とりあえずは、Proce55ingで上手くいったコードをそのまま流用してからです。

こちらも参考にしながら、Rails + Xport/Wiport + マイコン によるフィジカルコンピューティングライフを楽しんでみてください。